「医療は、誰のために、何故あるのか?」。
私が念頭に置いて皆様の健康のサポートをしているひとつの概念です。
私たち医師に課せられた大切な役目は、ひとりひとりが幸せで楽しく健康長寿をまっとうする
サポートをすることであり、そのための方法を皆様に提供することだとも考えています。
残念ながら、日本は医療の質も技術も驚くほどの進歩を遂げているにも関わらず、
がんやアレルギー疾患などを始めとする幾つかの病気は減るどころか増えています。
このような病気は付き合い方にもよりますが、今までの日常をがらりと変えてしまうことがあります。
家庭、仕事、そして自分自身の人生から、様々なものを奪っていく可能性さえあるのです。
そんな現実を実際に受け止める中で、「多くの方々が健康で幸せに人生を送るために何が出来るか?」と
考えとき、それは病気の予防であり、早期発見であると確信しました。
医療の進歩は革新的です。早い段階で病気の発見が出来れば、病気の進行を抑えることは勿論、
健康な状態にまでの改善に期待が持てます。
たとえ、がんのような大きな病気であったとしても早期発見さえ出来れば、
日常生活を奪う可能性は大幅に減ります。
検査技術や方法も、日々進歩を遂げ、体への負担がなく、且つ信頼性の高い検査の活用が出来る
時代へとなりました。様々な検査を活用することで、病気の早期発見はもとより、個々に合わせた
最善の医療サポートが可能だとも言えます。
ひとりでも多くの人に、幸せで健康的な人生を送って頂く力になれればと思っております。