マブチメディカルクリニック

検査について

遅延型アレルギー検査(IgGフードアレルギー検査)

症状の出現に時間がかかり、かつ、比較的軽い症状を引き起こすアレルギーを、「IgG抗体アレルギー(遅延型アレルギー)」と言い、この原因を調べる検査がIgGフードアレルギー検査(遅延型アレルギー検査)になります。あらゆる慢性疾患や不定愁訴の原因となっている食物を知ることで、症状の予防・改善に加え自分に合った食生活の見直しと実行をするために有効なガイドとなります。

遅延型アレルギーについて

一般的なアレルギーは、「IgE抗体アレルギー」といわれ、食べ物を食べた直後に、湿疹や皮膚のかゆみ、呼吸困難などの症状を引き起こします。この原因を調べる検査が、IgEアレルギー検査(即時型アレルギー検査)になります。
一方で、食事後、2時間~数週間後に症状が現れる食物アレルギーがあります。
現れる症状は、頭痛、肩こり、めまい、下痢、疲労感、肌荒れ、ニキビ、アトピー症状、多動など、その人によって様々な症状が現れます。このように、症状の出現に時間がかかり、かつ、比較的軽い症状を引き起こすアレルギーを、「IgG抗体アレルギー(遅延型アレルギー)」と言い、この原因を調べる検査がIgGフードアレルギー検査(遅延型アレルギー検査)になります。
遅延型アレルギーは、食物を摂取してから時間をおいて体に現れることに加え、様々な症状がでることから、アレルギーとして認識されることが困難である場合がほとんどです。
つまり、毎日の生活を悩ませる症状がアレルギーが原因だと気付いていない方が多いとも言い換えられるのです。
ある臨床試験では、IgGアレルギー検査でアレルギー反応のある食物を完全に食事から除くと、過敏性腸症候群、自閉症、注意欠陥(多動性)障害、のう胞性線維症、リウマチ性関節炎や癲癇などの症状が著しく改善したと報告されています。
当院では、原因となりやすい食物88種類に対するIgGアレルギー検査に加え、19種類のIgEアレルギー検査を併せて行うことで、より正確な検査を行っております。

2時間~数週間後

  • ・頭痛
  • ・肌荒れ
  • ・めまい
  • ・ニキビ
  • ・下痢
  • ・アトピー症状
  • ・疲労感
  • ・多動
  •  etc…
  •  などの症状

関連する健康障害

発疹、湿疹、にきび、肌荒れ、フケ症、アトピー性皮膚炎、口内炎、ドライアイ、多汗症、体重増加、喘息、鼻水・鼻づまり、副鼻腔炎、カンジダ症、結合組織炎、慢性感染症、関節リウマチ、関節炎、筋肉痛、クローン病、嚢胞性線維症、IBS(過敏性腸症候群)、 LGS(腸管壁浸漏症候群)、便秘、下痢、むくみ、おりもの、PMS(月経前症候群)、子宮内膜症、多発性硬化症、偏頭痛、慢性疲労症候群、注意欠陥(多動性)障害、自閉症スペクトラム障害、うつ病、統合失調症、言語障害、学習障害、運動障害、強迫性障害、精神病、暴力的・攻撃的行動、睡眠障害、チック障害、トウレット症候群、高血圧、不整脈など

検査項目種類

ガゼイン、チーズ、牛乳、ヨーグルト、乳清

リンゴ、バナナ、サクランボ、ココナッツ、ブドウ、キウイ、マンゴ、メロン、オレンジ、桃、梨、パイナップル、ストロベリーなど

大麦、そば、コーン、オーツ麦、米、ライ麦、麦グルテン、エンドウ、小豆、グリーン豆、味噌、大豆、など

アワビ、カツオ、アサリ、カニ、アジ、コンブ、海苔、サバ、カキ、サンマ、サケ、イワシ、ワカメ、エビ、イカ、トロなど

牛肉、鶏肉、ダチョウ、玉子、ラム肉、豚肉など

アーモンド、栗、ピーナッツ、ピスタチオ、ゴマ、ヒマワリの種など

タケノコ、ゴボウ、キャベツ、カリフラワー、ニンジン、セロリ、キュウリ、ナス、ニンニク、ピーマン、レタス、レンコン、エノキ、シイタケ、オリーブ、タマネギ、ジャガイモ、カボチャ、ダイコン、ホウレン草、サツマイモ、トマトなど

黒コショウ、カレーパウダー、ショウガ、マスタード、唐辛子、バニラビーンズなど

カンジダ、アルビカンス、ココア、コーヒー、緑茶、ハチミツ、ウーロン茶、ビール酵母など


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